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CPU消費電力から暗号化キー解析できる攻撃「PLATYPUS」が判明

今回明らかとなった問題は、2019年11月にIntelへ報告しており、Intelでは11月10日に公開したアップデートで対応。

Linux向けのドライバや、SGX有効時に消費電力の微妙な違いを取得できないようレポート方法を変更するマイクロコードについて提供を開始し、「CVE-2020-8694」「CVE-2020-8695」に対処した。

研究チームは、特権を持つ攻撃者から保護するためにも、「OS」および「BIOS」において最新のアップデートを適用するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/11/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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