Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware ESXi」などにサービス拒否の脆弱性 - 更新がリリース

VMwareが提供する「VMware ESXi」「VMware vCenter Server」「VMware Cloud Foundation」に脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。

これら製品の認証機能にサービス拒否の脆弱性「CVE-2020-3976」が明らかとなったもの。悪用されるとメモリが枯渇し、パフォーマンスの低下が生じるおそれがあるという。

非公開で報告を受けたもので、同社では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを「5.3」、重要度は「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社は、「ESXi」「vCenter Server」「Cloud Foundation」向けに脆弱性を解消するアップデートを用意。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み