Oracle、四半期定例パッチをリリース - のべ脆弱性443件を修正
Oracleは、四半期に1度リリースしている定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。のべ443件の脆弱性を修正したという。
今回の更新は、「Oracle Database」「Fusion Middleware」「Java SE」「E-Business Suite」「Enterprise Manager」「PeopleSoft」など幅広い製品を対象としたアップデート。CVEベースで各製品あわせてのべ443件、製品間での重複を除くと284件のユニークな脆弱性を修正している。
各製品において共通脆弱性評価システム「CVSSv3」においてスコアが「7.0」以上の脆弱性は234件。さらに「9.0」以上の脆弱性は101件にのぼる。286件に関してはリモートより認証なしに悪用されるおそれがあるという。
同社では、サポートされているバージョンを確認し、アップデートをすみやかに適用して脆弱性を修正するよう呼びかけている。なお、次回の定例アップデートは、米時間10月20日を予定している。
(Security NEXT - 2020/07/15 )
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