Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、「Chrome 83.0.4103.116」をリリース - 脆弱性を修正

Googleは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けにブラウザの最新版「Chrome 83.0.4103.116」をリリースした。

今回のアップデートでは、セキュリティに関する2件の修正を実施した。CVEベースでは1件の脆弱性に対処したことを明らかにしており、拡張機能の処理において解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-6509」を修正したという。

同脆弱性の重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。今回の更新で重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

同社は、アップデートを今後数日から数週間で展開していくという。

(Security NEXT - 2020/06/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消