Google、「Chrome 83.0.4103.116」をリリース - 脆弱性を修正
Googleは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けにブラウザの最新版「Chrome 83.0.4103.116」をリリースした。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する2件の修正を実施した。CVEベースでは1件の脆弱性に対処したことを明らかにしており、拡張機能の処理において解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2020-6509」を修正したという。
同脆弱性の重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。今回の更新で重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
同社は、アップデートを今後数日から数週間で展開していくという。
(Security NEXT - 2020/06/23 )
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