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「ハローページ」が終了、個人情報保護への意識高まりなど影響

NTT東西は、電話帳「ハローページ」の発行を終了すると発表した。最終版は2021年10月以降に発行、配布する予定。

両社は、個人や企業の固定電話を50音別に掲載する電話帳として「ハローページ」を展開してきたが、配布数や掲載数が大きく減少しているとして発行の終了を決めた。最終版は2021年10月以降、地域ごとに発行、配布するとしており、掲載や削除の依頼は、約4カ月前まで受け付ける予定。

発行を終了する背景として、携帯電話やSNSなど、固定電話以外の通信手段が多く利用されるようになったことや、個人情報保護への意識の高まりといった環境の変化を挙げている。

電話番号の検索サービスとしては、番号案内サービスや職業別電話帳「タウンページ」、インターネットサービス「タウンページライブラリー」、点字電話帳などを引き続き提供していく方針。

(Security NEXT - 2020/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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