Windows向け「VMware Horizon Client」に脆弱性 - 権限昇格のおそれ
「VMware Horizon Client for Windows」に脆弱性が含まれていることがわかった。VMwareではアップデートをリリースしている。
同社によれば、権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2020-3961」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用することで、ローカルのユーザーが任意のユーザーとしてコマンドを実行できるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3」において脆弱性のベーススコアは「8.4」、重要度は4段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。
同社は脆弱性を修正した「同5.4.3」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/06/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
macOSにアップデート - 脆弱性1件を修正
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性
「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
「OpenSSL」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意