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「Adobe Premiere」に脆弱性 - 「Pro」「Rush」それぞれに判明

動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro CC」および「Adobe Premiere Rush」に脆弱性が含まれていることがわかった。

Windows向けに提供されている「Adobe Premiere Rush」では、域外のメモリを読み込み、情報漏洩のおそれがある「CVE-2020-9617」が判明。

また「Adobe Premiere Pro CC」のWindows版に、意図しないライブラリファイルを読み込み、コードを実行されるおそれがある「CVE-2019-7931」が明らかとなった。いずれも同社は重要度を3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。

同社は、脆弱性を修正した最新版「Adobe Premiere Pro CC 2019 13.1.3」および「Adobe Premiere Rush 1.5.12」をWindowsおよびmacOSにリリース。

適用優先度は3段階中3番目にあたる「3」とし、利用者に任意のタイミングでアップデートを実施するよう求めている。

(Security NEXT - 2020/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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