Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Sales Force Assistant」にXSSの脆弱性 - 更新がリリース

NIコンサルティングの営業支援システム「Sales Force Assistant」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。

ログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されるおそれがあるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2020-5570」が明らかとなったもの。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアは「5.4」。

宮城正伸氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。NIコンサルティングでは、脆弱性を修正した「同11.2.49」を公開。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性
バックアップ管理ツール「Commvault Command Center」に深刻な脆弱性
「Spring Security」にタイミング攻撃対策が回避される脆弱性
「Chrome」にアップデート - 1件のセキュリティ修正を実施
「PyTorch」に脆弱性 - セキュリティ設定有効化でもRCEのおそれ
「WinZip」にあらたな脆弱性 - 警告表示を回避するおそれ
ASUS製ルータに認証回避の脆弱性 - アップデートの実施を
監視ソフト「WhatsUp Gold」に脆弱性 - アップデートで修正
Atlassian、前月更新で「Jira」など4製品の脆弱性を修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消