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「Adobe Creative Cloud」に深刻な脆弱性 - 定例外アップデートが公開

「Adobe Creative Cloud」のデスクトップアプリに深刻な脆弱性が含まれているとして、Adobe Systemsはセキュリティアップデートをリリースした。

「Windows」向けに提供されている「同5.0」および以前のバージョンに、任意のファイルを削除されるおそれがある「TOCTOU(Time-of-check Time-of-use)」の脆弱性「CVE-2020-3808」が明らかとなったもの。

脆弱性の重要度は3段階中最も高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされているが、悪用は確認されていない。

同社は、脆弱性を修正した「同5.1」を「Windows」向けにリリース。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安に更新するよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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