ストレッチ専門店で不適切な求人広告 - 元従業員改ざん
ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のフランチャイズ加盟店による求人広告が、退職した元従業員により改ざんされ、不適切な内容が掲載されていたことがわかった。
問題が明らかとなったのは、フランチャイズに加盟する「つながり」が掲載していた求人広告。同社関係者名のもと、「残業代なんて出さない」「新型コロナだって体調管理ができていない証拠」といった不適切なコメントや、最低賃金を下回る時給などが掲載されていた。
SNSで掲載内容が話題となり、問題が発覚。フランチャイズを展開するフュービックが調査を実施したところ、つながりの元従業員が、2019年12月下旬ごろより嫌がらせの目的で改ざんし、虚偽の内容を掲載していたことが判明したという。
元従業員は在籍中に問題の求人サイトのアカウント管理を担当。退職後もパスワードは変更されておらず、元従業員が複数回にわたり不正アクセスを行って改ざんを行っていたという。
つながりでは、元従業員に対して民事や刑事で責任を追及する構え。一方フュービックは、悪質な犯罪行為を到底容認できるものではないとしつつも、問題の元従業員から真摯な謝罪があり、年齢も若いことを理由に、同社による法的措置は差し控えるという。
(Security NEXT - 2020/03/13 )
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