国立感染症研に不正アクセス - 掲示板に書き込み
国立感染症研究所のウェブサーバが不正アクセスを受けたことがわかった。不正プログラムが設置され、インターネット掲示板への書き込みに悪用されたという。
同研究所によれば、2012年まで公式サイトで利用していたウェブサーバが不正アクセスを受けたもの。公式サイト移行後も旧コンテンツをサイト上で公開していた。
3月2日0時40分ごろ、プロキシサーバ経由でインターネット上の掲示板に1件の書き込みが行われたとして、掲示板の利用者から同研究所に連絡があり、問題が発覚した。
同サーバやプロキシサーバのアクセス状況を調べたところ、サーバ内のアプリケーションにおいて改ざんの形跡があり、本来は存在しないプログラムが起動されていたという。
同研究所では、サーバを停止し、アプリケーションを削除。侵入された原因や、脆弱性の状況について調査を進める。
また同法人内部の他サーバについて、不正アクセスを受けたサーバからのアクセスがなかったことを確認したとしている。
(Security NEXT - 2020/03/05 )
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