Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正

Googleは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けにブラウザの新版となる「Chrome 79.0.3945.88」をリリースした。

開発チームでは、12月10日に51件のセキュリティに関する修正を含むメジャーアップデート「同79.0.3945.79」を公開しているが、今回のマイナーアップデートで公開直前に報告を受けていた脆弱性1件を解消した。

具体的には、「media picker」に明らかとなった解放後のメモリへアクセスするいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2019-13767」に対処した。

同脆弱性は、同社内にあるセキュリティ調査チームのGoogle Project Zeroより12月6日に報告を受けていたもので、重要度は4段階中上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。

同社では、今後数日から数週間を経て同アップデートを配信していく予定。

(Security NEXT - 2019/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを