Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数脆弱性に対処した「WordPress 5.3.1」がリリース

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、最新版となる「同5.3.1」をリリースした。旧版向けにもアップデートを用意している。

同アップデートでは、脆弱性への対処やセキュリティ機能の強化のほか、メンテナンスリリースとして46件の修正を実施した。

セキュリティに関する修正としては、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性2件へ対応。

権限を持たないユーザーが、「REST API」を介して先頭固定表示の投稿を行える脆弱性に対処したほか、文字列のサニタイズを行う関数「wp_kses_bad_protocol」の強化を実施している。

「同4.1」以降の各系統向けにアップデートを用意しており、ダッシュボードから更新できるほか、自動アップデートに対応している場合はすでに配信を開始しているという。

(Security NEXT - 2019/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も
Sophos製無線LANアクセスポイントに脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Fortinet、セキュリティアドバイザリ2件をリリース
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」含む脆弱性2件を修正
DB管理ツール「pgAdmin」に脆弱性 - アカウント乗っ取りのおそれ
機械学習フレームワーク「H2O-3」に深刻な脆弱性
「ImageMagick」に再度深刻な脆弱性 - サーバ環境は注意