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WP向けスペルチェックプラグインにCSRFの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Spell Check」に脆弱性が明らかとなった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同7.1.9」および以前のバージョンにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2019-6027」が明らかとなったもの。

管理画面にログインした状態で、細工されたページへアクセスすると、意図しない操作が行われるおそれがある。

同脆弱性は、東京電機大学の山口拓哉氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンター調整を実施。「同7.1.10」以降で修正されている。

(Security NEXT - 2019/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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