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2019年3Qの脆弱性届け出が3割減 - 目立つウェブ関連

同四半期に脆弱性の修正が完了し、「JVN」で公表したソフトウェア製品は23件で累計は2010件。あらたに「連絡不能開発者」として公表された製品開発者名はなく、累計公表件数は前四半期と同じく251件。

278件の届け出があったウェブサイト関連の脆弱性のうち、「クロスサイトスクリプティング」が236件で多数を占めた。次いで「ファイルの誤った公開」が7件だった。

同四半期に修正を完了したウェブサイトは85件で、累計は7632件となる。同四半期に修正を完了したウェブサイトのうち、90日以内に修正が完了したのは71件で84%を占める。

90日以内に修正が完了した累計件数は5063件で、全体に占める割合は66%。前四半期から割合に変動はなかった。

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ウェブサイトの脆弱性に関する届け出状況

(Security NEXT - 2019/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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