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Adobe、「AEM」「Download Manager」に脆弱性 - 定例外パッチ公開

Adobe Systemsは、「Adobe Experience Manager」や「Adobe Download Manager」などに定例外アップデートをリリースした。

「Adobe Experience Manager」「Adobe Experience Manager Forms」および「Adobe Download Manager」向けにアップデートをリリースしたもの。各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」から1週間遅れとなる定例外の更新となった。

「Adobe Experience Manager」では、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」の脆弱性「CVE-2019-8088」を含む12件の脆弱性を修正した。

「Adobe Experience Manager Forms」「Adobe Download Manager」に関しては、それぞれ1件の脆弱性に対処。「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

いずれもアップデートを用意しており、適用優先度は、「Adobe Experience Manager」に関して30日以内を目安とする3段階中2番目にあたる「2」とした。「Adobe Experience Manager Forms」「Adobe Download Manager」に関しては、任意のタイミングでアップデートするよう求める「3」とレーティングされている。

なお、同社は「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」についても、定例外のアップデートを同時にリリースしている

(Security NEXT - 2019/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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