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「IOS XE」や「IOS」に複数の重要度「高」脆弱性

「IOS XE」はいずれの脆弱性も影響を受けるが、「CVE-2019-12647」「CVE-2019-12654」に関しては「IOS」についても影響を受ける。

また「IOS」と「Linux」を組み合わせたアプリケーション環境である「Cisco IOx」向けのアプリケーションについても「CVE-2019-12648」「CVE-2019-12656」など重要度「高(High)」の脆弱性が明らかとなった。

特にゲストOSを導入した環境で認証なくアクセスが可能となる「CVE-2019-12648」はCVSSのスコアが「9.9」と高い。

同社では、脆弱性を修正したアップデートを提供しており、利用者へ注意を呼びかけている。今回明らかとなった脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-12646
CVE-2019-12647
CVE-2019-12649
CVE-2019-12650
CVE-2019-12651
CVE-2019-12653
CVE-2019-12654
CVE-2019-12655
CVE-2019-12657
CVE-2019-12658
CVE-2019-12648
CVE-2019-12656

(Security NEXT - 2019/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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