Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数脆弱性を解消した「WordPress 5.2.3」がリリース

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、最新版となる「WordPress 5.2.3」をリリースした。

同バージョンは、短い機関ごとに公開しているメインテナンスリリースで、セキュリティ上の問題やバグへ対処したもの。29件の修正や機能強化のほか、多数のセキュリティに関する修正が含まれるという。

具体的には、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性を複数修正したほか、オープンリダイレクトの脆弱性に対応。また一部系統で「jQuery」の更新なども行った。

「同5.2.3」のほか、各系統においてアップデートを実施しており、開発チームでは最新版へ更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/09/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開