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患者情報含むUSBメモリを紛失、トイレで落下の可能性も - 愛媛県

愛媛県立南宇和病院の職員が、患者や職員の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失したことがわかった。

同県によれば、7月22日に個人情報含む私物のUSBメモリを院内で紛失したもの。

問題のUSBメモリには、透析患者142人の氏名や病名、透析に関する情報のほか、入院患者110人の氏名や口腔ケアの実施記録、嚥下機能の重症度、転院先などの情報が保存されていた。また職員22人の氏名や電話番号なども含まれる。

紛失当日、同職員は会議へ出席した際にUSBメモリを白衣のポケットに入れたが、その後の所在がわからない状態だという。

同職員は、同日トイレへ行った際、同じポケットに入れていた印鑑のフタを落としており、その後紛失が明らかになっていることから、院内にくわえ、浄化槽についても複数回探索を行ったが発見できなかった。

同院では、警察へ紛失を届けるとともに、対象となる患者に対し説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2019/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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