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【特別企画】内部に潜伏する未知の脅威への対策 - ある通信キャリアが打った「先手」とは?

サイバー攻撃が巧妙化する今日、組織内部のネットワークへ脅威の侵入を防ぐ「境界型」のセキュリティ対策に「限界」の声もあがっている。そのような背景のもと、ネットワークトラフィックから潜伏脅威をいち早く検知できるソリューションが関心を集めている。

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「Vectra AI社製品」を導入したQTnet

九州圏内において40万回線超の光ブロードバンドサービスをはじめ、モバイルサービスなどを展開するQTnetも、事業用設備におけるあらたなセキュリティ対策の必要性を感じていた。

未然に被害を防ぐには、組織内外でやりとりされる通信はもちろん、内部へ侵入して横展開する脅威を、いかに素早く捕捉し、対処するかが重要となっている。そこで候補となったソリューションが、機械学習を用いてネットワーク上の脅威を可視化する「Vectra AI社製品」だった。

検証を実施した同社は、早速導入を決定。さらに、SIEMとの連携で相関分析を行うことにより、セキュリティ監視基盤の強化を図る予定だ。

これまでもさまざまなセキュリティ対策を実施してきた同社。「Vectra AI社製品」をどのように評価し、何が導入の決め手となったのか。さらなる検知精度の向上は、いかに実現するのか。

今回のQTnetによる取り組みについて、日商エレクトロニクスでは資料を用意し、同社ウェブサイトで提供している。

(提供:日商エレクトロニクス - 2019/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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