「Firefox」がわずか2日で再度アップデート - サンドボックス回避の脆弱性を修正
Mozilla Foundationは、脆弱性に対処したセキュリティアップデート「Firefox 67.0.4」をリリースした。前回更新よりわずか2日であらたなアップデートの公開となった。
今回のアップデートは、サンドボックスの回避が可能となる脆弱性「CVE-2019-11708」へ対処したもの。ゼロデイ脆弱性に対処する米時間6月18日に公開された前回アップデートよりわずか2日であらたなアップデートが公開されることとなった。
重要度は、上から2番目にあたる「重要(High)」にとどまるが、ほかの脆弱性を組み合わせて悪用されると、任意のコードを実行されるおそれがある。
開発チームは、脆弱性を修正した「Firefox 67.0.4」および「Firefox ESR 60.7.2」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/06/21 )
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