「Firefox」がわずか2日で再度アップデート - サンドボックス回避の脆弱性を修正
Mozilla Foundationは、脆弱性に対処したセキュリティアップデート「Firefox 67.0.4」をリリースした。前回更新よりわずか2日であらたなアップデートの公開となった。
今回のアップデートは、サンドボックスの回避が可能となる脆弱性「CVE-2019-11708」へ対処したもの。ゼロデイ脆弱性に対処する米時間6月18日に公開された前回アップデートよりわずか2日であらたなアップデートが公開されることとなった。
重要度は、上から2番目にあたる「重要(High)」にとどまるが、ほかの脆弱性を組み合わせて悪用されると、任意のコードを実行されるおそれがある。
開発チームは、脆弱性を修正した「Firefox 67.0.4」および「Firefox ESR 60.7.2」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/06/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因