「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - まもなく今月2度目のアップデート
Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」において深刻な脆弱性を解消するアップデートを定例外でまもなくリリースする予定だ。
深刻な脆弱性へ対処するアップデートを米時間2月21日に実施することを前日20日に急遽予告したもので、「Windows」「macOS」向けに提供するという。
同社は米時間2月12日のいわゆる「パッチチューズデー」に71件の脆弱性へ対処するアップデートをリリースしたばかりだが、それから1週間強で再度アップデートをリリースすることとなった。
まもなく提供されるアップデートでは、3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる複数の深刻な脆弱性へ対処する予定。
適用優先度については、30日以内の対応を目安とする3段階中2番目にあたる「2」とレーティングしている。

影響を受けるバージョン(表:Adobe Systems)
(Security NEXT - 2019/02/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因