Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」に多数の深刻な脆弱性 - 予告より高い重要度

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」の脆弱性を解消するセキュリティアップデートをリリースした。当初予告より重要度を高く指定しており、多数の深刻な脆弱性へ対処している。

バッファエラーの脆弱性「CVE-2019-7020」や、インテグラオーバーフローの脆弱性「CVE-2019-7089」をはじめ、あわせて71件の脆弱性へ対処したもの。悪用されると、コードの実行や権限の昇格、セキュリティのバイパス、情報流出などが生じるおそれがある。脆弱性の悪用は報告されていない。

同社はアップデートの予告を行った際、脆弱性の重要度を3段階中2番目にあたる「重要(Important)」としていたが、修正された脆弱性68件のうち、43件については重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしており、予告と大きく異なる内容となっている。

「Windows」および「macOS」に対し、同社は、同脆弱性へ対処したアップデートとして、「Continuous(連続トラック)」向けに「同2019.010.20091」を提供。「同2017」に対しては「同2017.011.30120」、「Classic(クラシックトラック)2015」向けに「同2015.006.30475」をリリースした。

20190213_as_002.jpg
公開されたアップデートの一覧(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2019/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Androidアプリの脆弱性診断、ソニーDNAがラックに譲渡
「Cisco PI」「Cisco EPNM」の「REST API」に深刻な脆弱性
CMSの「Movable Type」にオープンリダイレクトの脆弱性
「VMware Workstation」などに複数脆弱性を解消するアップデート
Adobe、複数製品向けにアップデートをリリース - 深刻な脆弱性を修正
MS月例更新がリリース、脆弱性74件を修正 - 一部でゼロデイ攻撃も
トレンド複数製品に管理画面回避のおそれ - パッチリリース
NVIDIAのディスプレイドライバに複数脆弱性 - アップデートを提供
「Joomla 3.9.13」がリリース - 脆弱性2件を修正
フリマアプリ「ラクマ」に認証情報漏洩のおそれ