Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「POWER EGG」に任意のコードを実行される脆弱性 - OSSライブラリに起因

グループウェアやデータベース、ワークフロー、CRMなどを統合できるコラボレーションツール「POWER EGG」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品にブラウザ上から任意のコードを実行され、制御を奪われるおそれがある脆弱性「CVE-2019-5916」が明らかとなったもの。利用するオープンソースのライブラリに起因する脆弱性で、「同2.10c」以外の「同2.x」に存在。「同3.0c」は影響を受けないという。

同脆弱性は、波多野冬馬氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

同製品を提供するディサークルでは、アップデートをリリース。あわせて、脆弱性の回避策についてアナウンスしている。

(Security NEXT - 2019/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
「Spring Framework」にパストラバーサルの脆弱性
「Spring Framework」に複数のDoS脆弱性 - アップデートで修正
「Apache OFBiz」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ruby環境向け「SAMLライブラリ」に深刻な脆弱性
ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
「WordPress」向けLMS構築プラグインに複数のSQLi脆弱性
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
「Cisco IOS XR」など複数Cisco製品に脆弱性
Ivanti、3製品に関するセキュリティアドバイザリを公開