Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress」向けプラグイン「Google XML Sitemaps」にXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Google XML Sitemaps」に脆弱性が含まれていることがわかった。

「同4.0.9」および以前のバージョンにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-16204」が含まれていることが明らかとなったもの。

同脆弱性を悪用することにより、管理社権限を持つユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行させることが可能になるという。

同脆弱性は、高木さん氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正した「同4.1.0」がリリースされている。

(Security NEXT - 2018/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正