Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けプラグイン「LoginPress」に脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」において、ログインページのカスタマイズ機能を提供するプラグイン「LoginPress」に脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートで修正されている。

同プラグインに用意されている設定のインポート機能に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになったもの。

脆弱性を分析したWebARXによれば、同機能では権限の確認が不十分で、登録ユーザーによってプラグインの設定を更新されるおそれがあるという。

くわえて同機能においてタイムベースSQLインジェクションの脆弱性が存在していた。

開発者は、2018年11月20日に「同1.1.14」をリリース。WebARXは、同プラグインをできる限り早急に最新版へ更新することを推奨している。

(Security NEXT - 2018/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み