人によるアクセスか試す「偽PayPal」 - 自動巡回の検出を回避
決済サービス「PayPal」を装ったフィッシング攻撃が確認されている。フィッシングサイトでは、アクセスしたのが人であるか確認し、自動巡回による検出回避を行っていた。
「最終的なお知らせ:あなたのアカウントは中断されます」といった件名のメールを送りつけ、誘導先の偽サイトで情報をだまし取るフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行ったもの。
確認されたフィッシングメールの本文では、アカウントの停止を回避するためには、24時間以内に更新を行う必要があるなどと不安を煽り、リンクよりフィッシングサイトへ誘導していた。
メールのリンクからは、情報の入力を求めるフォームの設置ページへ直接誘導するのではなく、「ブラウザの確認画面」などと称したページに誘導。指定した画像をドラッグ&ドロップするよう求めていた。
誘導先のフィッシングサイト。最初に「CAPCHA」が設置された左側の画面へ誘導される(画像:フィ対協)
(Security NEXT - 2018/11/13 )
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