「Adobe Acrobat/Reader」に悪用リスク高い脆弱性 - 早期適用推奨のアップデートが13日に公開予定
Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」に対し、セキュリティアップデートを11月13日にリリースする計画であることを明らかにした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」に向けて予告を行ったもの。Windows版が対象となる見込みで、macOS版は含まれていない。
脆弱性の重要度は、3段階中2番目にあたる「重要(Important)」だが、一方で悪用されるリスクが高く、適用優先度は3段階中もっとも高い「1」とレーティング。72時間以内を目安とする早期の適用が推奨されており、注意が必要だ。

アップデートの対象バージョン(表:Adobe Systems)
(Security NEXT - 2018/11/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正