Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含む資料を学生が持ち去り放置 - 明石高専

明石工業高等専門学校は、個人情報を含む廃棄書類が学生によって持ち去られ、閲覧されていたことを明らかにした。また教諭による個人情報の誤送信が判明したという。

同校によれば、2016年度の入試成績関係資料の一部や、2013〜2015年度の教務手帳、2015年度の入学者名簿など個人情報を含む資料が流出したもの。

同資料は2015年春ごろ、廃棄用紙の一時保管場所に置かれているのを学生が見つけ、持ち去ったもので、その後、クラブ活動の部室に隣接する部屋のキャビネットに放置されていた。複数の学生が同資料を閲覧したほか、ひとりが撮影していたことが判明したという。

5月24日と31日に外部から入試情報が流出しているとの指摘があり、さらに6月4日には流出場所について情報が寄せられ、調査を実施したところ、これら資料を発見、回収した。同校では、撮影された画像は消去済みであると説明。関係する学生や保護者に対して謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2018/07/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
就農準備資金受給者への連絡メールで誤送信で - 福島県農業振興公社
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
講習申込者の個人情報含むデータをメール誤添付 - 宮城県
中学校でデジタル化した解答用紙、並び順誤り誤送信 - 堺市
メール誤送信、交流会参加学生のメアド流出 - 下関市