東急ホテルズやイシン・ホテルズなども流出被害を公表
ホテル予約サイトを提供する仏FastBookingに対して不正アクセスがあり、個人情報が流出した問題で、ホテル事業者による被害の報告が続いている。
外国語による予約サイトの運営を受託していたファストブッキングジャパンの親会社、仏FastBookingのサーバに対し、6月15日、17日と2度にわたり行われた不正アクセスにより、国内宿泊施設に関する情報が流出した。
同社は具体名について言及していないが、国内401の宿泊施設より32万5717件の顧客情報が流出。予約者の氏名や住所、メールアドレス、国籍、予約金額、ホテル名、チェックインとチェックアウトの日程、暗号化されたクレジットカード情報などが含まれる。
イシン・ホテルズ・グループでは、2017年5月から2018年6月の間に、同社が運営するホテル17店舗の公式サイトにおける予約情報2万9956件、1万8368人分の個人情報や、2017年8月以前に利用された89件のクレジットカード情報が流出したと公表。
(Security NEXT - 2018/06/28 )
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