「WebLogic」のRCE脆弱性狙う攻撃に注意 - パッチ公開数時間後より被害が発生
同氏が複数のデータを分析したところ、パッチのリリースから数時間後には、最初の被害者が発生していることが判明。仮想通貨のマイニングに悪用されたもので、少なくとも500件弱の被害が確認されたという。
同社が調査のためにハニーポットを設置したところ、公開より3時間ほどで、4月19日のPoCを利用した中国からの攻撃を観測。他マルウェアへ感染させることを目的とするPowerShellスクリプトをダウンロードさせる攻撃を確認した。
さらに仮想通貨「Monero」のマイニングソフトやエクスプロイトキット「Neutrino」をダウンロードする攻撃なども行われていた。
また攻撃者のウォレットの状況から実際にマイニングの踏み台に利用された被害についても判明している。
(Security NEXT - 2018/05/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み