Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オムロン製FA統合ツールパッケージに複数の脆弱性

オムロンのファクトリーオートメーション向け統合ツールパッケージ「CX-One」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

脆弱性が明らかになったのは、「CX-One Version 4.4.2」に含まれる「CX-FLnet 1.00」「CX-Protocol 1.992」「CX-Programmer 9.65」「CX-Server 5.0.22」「Network Configurator 3.63」「Switch Box Utility 1.68」。以前のバージョンも影響を受ける。

「バッファオーバーフロー」の脆弱性「CVE-2018-7514」「CVE-2018-8834」や、型の取り違えの脆弱性「CVE-2018-7530」が明らかになったもの。脆弱性を悪用されると、リモートより任意のコードを実行されるおそれがあるという。

セキュリティ機関では最新版にアップデートするよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開