「Adobe Connect」に2件の脆弱性、修正アップデートをリリース
Adobe Systemsは、OSコマンドインジェクションなど「Adobe Connect」における2件の脆弱性に対処するアップデートをリリースした。

脆弱性を修正したAdobe Systems
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、アップデートをリリースしたもの。
同社によれば、「同9.7」および以前のバージョンに、制限なく「.swfファイル」をアップロードすることが可能となる「CVE-2018-4921」が判明したという。同脆弱性は、クロスサイトスクリプティング(XSS)に悪用されるおそれがある。
またWindows環境においてOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2018-4923」が存在。脆弱性が悪用されると、任意のファイルを削除されたり、アプリケーションがアンインストールされるおそれがある。
同社のレーティングでは、いずれも重要度を3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とした。適用優先度は「3」とし、管理者に任意のタイミングでアップデートを求めている。
(Security NEXT - 2018/03/14 )
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