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患者情報が盗難被害、勉強会帰りの寄り道で - 名大病院

事件の発生後、警察へ被害届を提出。同院では対象となる患者に対し、報告と謝罪の書面を送付した。被害などの報告は寄せられていない。

研究生は、学内でデータを管理し、学外へ持ち出さないよう指示を受けていたが守っておらず、USBメモリにもバックアップとしてデータを保存。同院では、1月より個人情報の入出力を把握できるシステムを導入していたが、それ以前に抽出、蓄積されたデータについては把握しきれていなかった。

今回の問題を受けて同院では、関係者が保有する個人情報について点検を実施し、状況を把握した上で監視できるサーバに保存し、それ以外の情報について削除する。またセキュリティポリシーに違反した関係者については、調査後に規定にもとづいて処分する方針。

(Security NEXT - 2018/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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