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DHCPにサービス拒否に陥るおそれ - 将来のメンテナンス更新で修正予定

Internet Systems Consortium(ISC)が提供する「DHCP」にサービス拒否に陥るおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

OMAPI接続のクリーンアップ処理において、サービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2017-3144」が含まれているもの。リモートより攻撃が可能で、重要度は「中(Medium)」。悪用は確認されていない。

Internet Systems Consortium(ISC)では、同脆弱性に特化したパッチは用意せず、今後のメインテナンスリリースで修正する予定。緩和策として許可すべきユーザー以外からのOMAPI制御ポートに対するアクセスをブロックすることを挙げている。

(Security NEXT - 2018/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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