「WordPress 4.9.2」がリリース - Flashフォールバック機能を削除
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」の開発チームは、セキュリティアップデートとなる「同4.9.2」をリリースした。早期のアップデートが強く推奨されている。
今回のアップデートでは、「WordPress」へ同梱されている動画やオーディオを再生するためのライブラリ「MediaElement.js」において判明した「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性に対応した。
脆弱性は、「Flash」へのフォールバックを行うファイルに存在。「Flashファイル」はこれまでセキュリティに関する問題を数々抱えてきた経緯があり、需要も少なくなっているとして、同機能を提供するファイルを削除した。さらにMediaElementをバージョンアップしてバグなどを取り除いている。
そのほか、今回のアップデートでは21件のバグを修正したという。自動アップデートではすでに同版が提供されているほか、必要に応じてダッシュボードなどからアップデートをするよう開発チームでは呼びかけている。
(Security NEXT - 2018/01/17 )
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