Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数のバッファロー製ルータに脆弱性 - アップデートが公開

バッファローが提供する複数のルータ製品に脆弱性が含まれていることが明らかになった。

「BBR-4HG」「BBR-4MG」のファームウェアにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2017-10896」や入力値を正しく検証しない脆弱性「CVE-2017-10897」が含まれていることが明らかとなったもの。いずれの製品も「バージョン2系列」「バージョン1系列」双方に脆弱性が存在するという。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。報告を受けたバッファローでは、脆弱性を解消したファームウェア「バージョン1.49」「バージョン2.08」を提供しており、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
バックアップストレージ用ソフト「HPE StoreOnce」に複数脆弱性
「Roundcube」脆弱性、詳細やPoCが公開予定 - 早急に対応を
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
「Cisco ISE」クラウド版に深刻な脆弱性 - ホットフィクスを公開