「Adobe Experience Manager」に脆弱性、修正パッチがリリース
Adobe Systemsは、「Adobe Experience Manager」の脆弱性を解消するアップデートをリリースした。「クリティカル(Critical)」の脆弱性は含まれないという。
![20170809_as_004.jpg](/images/1708/20170809_as_004.jpg)
3件の脆弱性へ修正したAdobe Systems
脆弱性によって影響を与えるバージョンが異なるが、「同6.3」「同6.2」「同6.1」「同6.0」にあわせて3件の脆弱性が明らかとなったもの。すべてのプラットフォームが影響を受けるという。
もっとも重要度が高いとされる脆弱性「CVE-2017-3108」は、ファイルタイプの確認処理に起因する脆弱性で、コード実行が可能となるおそれがある。重要度は、3段階中2番目となる「重要(Important)」。のこる2件の脆弱性「CVE-2017-3107」「CVE-2017-3110」については、3段階中もっとも低い「中(Moderate)」にレーティングされている。
同社では、今回の脆弱性へ対応するホットフィクスや、累積的な脆弱性へ対処するフィックスなど修正プログラムを用意。適用優先度を「2」としており、30日以内に更新するよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/08/09 )
ツイート
PR
関連記事
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加