「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 8月8日にアップデート予定
「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。Adobe Systemsは、米時間8月8日にセキュリティアップデートをリリースする予定。

影響を受けるバージョン(表Adobe Systems)
米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」のタイミングにあわせ、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」向けのアップデートをリリースするもの。
同社によれば、同アップデートでは、複数の深刻な脆弱性へ対応する見込みで、Windows版およびMac版が影響を受ける。脆弱性の悪用は8月3日の段階で確認されていないという。
同社ではいずれのプラットフォームも、適用優先度を30日以内のアップデートを目安とする3段階中2番目の「2」とレーティングしており、対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/08/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因