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仮想通貨取引所やウェブウォレットのアカウント情報がマルウェアの標的に

同センターによれば、6月末より一部の仮想通貨取引所やウェブウォレットのアカウント情報を狙うケースが発生。同マルウェアへ感染した状態でマルウェアが標的としているサイトへログインすると、IDとパスワードを窃取されるおそれがある。

同センターは、被害に遭わないよう、パスワードの使い回しを避け、出金時の多段階認証やアラート設定などを用いたり、複数経路を用いた認証では、サイトで利用するメールアドレスとは異なるメールアドレスを利用するなど、対策を講じるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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