Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MSDに不正アクセス、顧客情報流出は否定

製薬会社のMSDは、同社ネットワークが不正アクセスを受けたことを明らかにした。同社はシステムを遮断し、復旧作業を進めている。

同社によれば、6月27日にネットワークが不正アクセスを受けたもので、システムを停止して復旧作業を行っている。メールシステムに関してはすでに復旧しており、医療関係者向けの情報提供サイト「MSD Connect」も通常とおり稼働しているという。

同社は、今回の不正アクセスにともなう顧客情報の漏洩を否定。一般利用者向けのウェブサイトを停止しているが、医薬品について十分な在庫を確保しているとアナウンスする一方、顧客からの問い合わせについては対応が遅延する可能性があるとしている。

(Security NEXT - 2017/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
オーダーカーテンの通販サイトで侵害被害か - 詳細を調査中
ドメイン不正利用、メール5万件が送信 - 三菱地所ハウスネット
都立図書館のメルアカに大量の不達メール - 不正アクセスか
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールサーバがスパム送信の踏み台に - 横浜みなとみらいホール
派遣スタッフが予約システムに不正アクセス - 東急グループのジム
健康商材のB2Bマッチングサイトに不正アクセス - 顧客情報が流出
サーバがランサム感染、取引先情報が流出の可能性 - 無線通信機器メーカー
サーバに不正アクセス、取引先や株主情報など流出 - 研創