Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

添付PDFファイルから偽サイトへ誘導するフィッシング - HTTPS接続も利用

「Apple」を装い、情報をだまし取るフィッシング攻撃が発生している。PDFファイル内のリンクよりフィッシングサイトへ誘導するほか、複数の誘導先ではHTTPS接続に対応していたという。

20170705_ap_001.jpg
誘導に悪用されたPDFファイル(画像:フィ対協)

フィッシング対策協議会によれば、問題のフィッシングメールは、「AppIelD情報が更新されました」「あなたのアカウントを確認する」といった件名で送信されているという。

メールの本文では、受信者のメールアドレスが変更されたなどと説明。

添付されているPDFファイルを開くように指示し、セキュリティ上の問題があったなどと不安を煽ってファイル内のリンクよりフィッシングサイトへ誘導、アカウント情報やクレジットカード情報などをだまし取ろうとしていた。

(Security NEXT - 2017/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
学生や教職員のアカウント情報が暗号化被害 - 東海大
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD