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WordPress向けメンバー管理プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けのプラグイン「WP-Members」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、会員管理機能を提供するプラグイン「WP-Members」に脆弱性「CVE-2017-2222」が含まれていることが判明したもの。同脆弱性を悪用されると、ログインしているユーザーがウェブブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。修正版である「同3.1.8.1」が提供されている。

(Security NEXT - 2017/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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