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プラグイン「WordPress Download Manager」に複数の脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)のWordPress向けに提供されているW3 Eden製プラグイン「WordPress Download Manager」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

同プラグインに「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2017-2216」や、任意のウェブサイトにリダイレクトされることが可能となるオープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2017-2217」が判明したもの。

いずれの脆弱性も、三井物産セキュアディレクションの佐藤元氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

「CVE-2017-2216」に関しては「同2.9.50」、「CVE-2017-2217」は「同2.9.51」で修正された。その後、最新版として「同2.9.52」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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