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e-Taxの「事前準備セットアップファイル」に脆弱性 - 修正版が公開

国税庁が、「確定申告書等作成コーナー」で提供している「事前準備セットアップファイル」のインストーラに脆弱性が見つかった。修正版が6月12日より提供されている。

同ソフトは、e-Taxを利用する際の事前設定に用いるファイル。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ファイルのインストーラにおいて検索パスの設定に問題があり、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2215」が明らかになったという。

同庁では、6月12日より脆弱性を修正したインストーラの配布を開始。5月25日以前にダウンロードしたインストーラについては、削除するよう注意を呼びかけている。

同ソフトに限らず、インストーラに脆弱性を作り込んでしまうケースが多発しており、JVNでは広く注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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