Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アイ・オー製の無線LANルータ「WN-G300R3」に複数の脆弱性

アイ・オー・データ機器製の無線LANルータ「WN-G300R3」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかとなった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2017-2141」や、「バッファオーバーフロー」の脆弱性「CVE-2017-2142」が含まれていることが判明したという。

同脆弱性は三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

同脆弱性へ対処したファームウェアの「バージョン1.04」が公開されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2017/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み