Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Drupal」にセキュリティアップデート - 脆弱性3件を解消

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」のセキュリティアップデート「同8.2.7」がリリースされた。開発チームは、利用者に対してアップデートを強く推奨している。

20170324_du_001.jpg
3件の脆弱性が修正された「Drupal 8.2.7」

今回のアップデートでは、あわせて3件の脆弱性へ対処。脆弱性以外の修正は含まれないという。

アクセスのバイパスが生じる「CVE-2017-6377」は、今回もっとも重要度が高い脆弱性。5段階中2番目にあたる「クリティカル(Critical)」にレーティングされている。

さらにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2017-6379」や、開発ライブラリにおいてリモートよりコードの実行が可能となる「CVE-2017-6381」など、重要度が1段階低い「やや重要(Moderately Critical)」の脆弱性2件を解消した。

(Security NEXT - 2017/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み