過去5年間に8.6%が営業秘密漏洩を経験 - 損害1000億円以上のケースも
営業秘密の管理を「経営に直結する問題」と捉えている企業は53.3%にとどまり、のこる企業は経営に直結する問題と考えていないことがわかった。
直結する問題と捉えている企業の方が、営業秘密として管理する対象とそうでない対象の情報区分のほか、営業秘密へのアクセスを物理的に制御する対策や、システム的に制御する対策などの実施率が、総じて高かったという。
営業秘密の漏洩対策について、大企業では「システムログの記録、保管」は7割から8割が実施。一方で「不自然なアクセスの上司、本人への通知」は2割前後と、予防的対策に差が見られる。中小企業では、「USBメモリの使用制御」が5%前後、「システムログの記録、保管」が10%前後にとどまった。
(Security NEXT - 2017/03/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
4Qの脆弱性届出は163件 - ウェブサイト関連が約2.6倍
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2025年1月5日〜2025年1月11日)
先週注目された記事(2024年12月15日〜2024年12月21日)