Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Avast、あらたに3種のランサムウェア復号化ツールを公開

Avast Softwareは、3種のランサムウェアに対応する復号化ツールの無償提供を開始した。

無償提供を開始したのは、オープンソースのランサムウェアである「Hidden Tear」をはじめ、「Jigsaw」「Stampado」など3種のランサムウェアに対応する復号ツール。

すでにこれらランサムウェアへ対応した復号ツールは、 No More Ransom Projectなどをはじめ、無料ツールが公開されており目新しいものではないが、ランサムウェアが使う暗号化キーとアルゴリズムが大きく変化しているとして、同社でも復号化ツールを公開したという。

同社では今回公開したものを含め、全14種のランサムウェアに対応する復号ツールを公開しており、いずれも同社のウェブサイトからダウンロードできる。対応するランサムウェアは以下のとおり。

Alcatraz Locker
Apocalypse
BadBlock
Bart
Crypt888
CrySiS
Globe
HiddenTear
Jigsaw
Legion
NoobCrypt
Stampado
SZFLocker
TeslaCrypt

(Security NEXT - 2017/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
サーバがランサム被害、データが暗号化 - 愛知陸運
ランサムウェア被害による情報流出を確認 - アニエスベー
Fortraのファイル転送製品「GoAnywhere MFT」に脆弱性
日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で
警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムリークサイト、年間約4000件の投稿 - 身代金支払うも約2割で反古
先週注目された記事(2024年3月3日〜2024年3月9日)
「LockBit」にあらたなリークサイト - ブランド回復に躍起