Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

民放公式アプリ「TVer」Android版に脆弱性 - 修正版がリリース

Android向け動画配信アプリ「TVer」に中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

同アプリは、民間放送の一部テレビ番組をオンデマンドで配信している公式アプリ。プレゼントキャストが開発している。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、Android版の「同3.2.7」および以前のバージョンにおいて、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2017-2105」が存在するという。

同脆弱性は、NTTセキュリティ・ジャパンの磯侑斗氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。Google Playにて脆弱性が修正された「同3.2.8」が公開されている。

(Security NEXT - 2017/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開